ラミレス監督は、自身の経験に基づく信念かも知れませんが、ファーストストライク狙いを方針としているようです。しかしながら、この件については賛否両論があります。

 

私見を述べる前に、カウント別の打率に関する解釈について整理したいと思います。ラミレスは、追い込まれる前に早いカウントから打ったほうが打率面で好結果が出ていると発言しています。多くの野球ファンも同じような感想を持っているかも知れません。実際に統計によるとファーストストライクを打った場合の打率は3割超、2ストライク後の場合の打率は2割程度です。データ面でも明らかにいわゆる「早打ち」が有利に見えます。

 

しかし、私はカウント別の打率というデータは重視していません。その理由はカウント別のデータを横並びで比較することは誤りだと思うからです。具体的には、ファーストストライクの場合、空振りしてもストライクを見逃しても打率は下がりません。これに対して2ストライク後の場合は三振となります。ファーストストライクを狙った場合よりも追い込まれた場合のほうが打率が低いのは当たり前なのです。もちろん追い込まれれば打者が心理的に不利なのは事実だと思いますが、ファーストストライク狙いをチームの方針とするほどの根拠にはならないと考えています。

 

それではデータ面を考慮外とした場合、ファーストストライク狙いの是非はどうなのでしょうか。是とする意見では

①有利な配球を組み立てるためストライク欲しさに甘い球が来る可能性が高い、②初球から打っていくという気迫が相手投手に伝わり制球が乱れる、などが言われています。本当にそうなのでしょうか?高校野球ならわかる気がしますが、プロのローテーション投手はそれほど甘くないと思います。

早打ちが明白な場合、好投手であれば「打たせて取る」という配球を考えると思います。早打ち凡打の結果、相手投手は楽になり、少ない球数でスイスイと長いイニングを投げられることになります。実際に、このような淡白なゲームが昨年は多くありました。球数を多く投げさせるメリットについて再考が必要だと思います。

 

もう一つ、追い込まれる前に打つという発想はメリットもあるかと思いますが、一方で相手投手とのギリギリの勝負を避けている面もあり、実戦を通じた打者の技術向上という観点から疑問を感じています。昨年の広島・丸選手は打率0.306、四球138(セリーグ1位)ですが、三振も130(セリーグ1位)あります。ヤクルトの山田選手は打率0.315、四球111(セリーグ2位)、三振119(セリーグ2位)でした。好打者といわれる選手像が見えるような気がします。

作成途中ですがホームページベイスターズ備忘録をアップしました。カウンターは未だ0です(笑)

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